時が流れるのが早すぎる。
夏が来たらあっという間に年末。今年も終わったも同然。
こんなことを思うことはありませんか？40代で転職を決意したならば、時間をうまく使うことを重視したい。そのためには事前準備が効果を発揮します。
転職活動は人材紹介会社（エージェント）への登録がスタートとお考えかもしれません。
まずは面談予約。それももちろん正解です。
でも、同時に次の準備をすると、面談後のスタートに差が出ます。
最短で転職を成功させたい方は、是非お役立てください。
転職活動を始めるには事前準備がモノをいう
なぜ事前準備でスタートに違いが出るのでしょうか？
転職で人材紹介会社に登録するとき、必須になるのが担当者との面談です。
オンライン面談に対応しているところも多く、時間や場所を制限されにくいので助かりますね。
面談では、応募に際して何を準備すべきか教えてくれます。
会社ごとに用意された専用のプロフィール画面もそのひとつ。
しかし、どの人材紹介会社を利用するとしても用意するものは同じなのです。
そう、履歴書・職務経歴書です。
これらを面談のあとに着手すると、応募開始まで数日～1週間以上のロスが発生します。
全ての準備が整わないと、魅力的な求人が目の前にあっても、応募できないのです。
あなたの時間を失わないため、紹介会社との良いパートナーシップのため
登録とともに良いスタートを切るために、履歴書・職務経歴書の作成を先に行うのがおすすめです。
この流れは、仕事と同じですね。
目的のために効率的に順番を組み立て、チームの動きを見極める。
転職では、効率よい組み立てをし、紹介会社の担当者と協力して転職を成功させる。
転職の成功には、自分の思いだけではなく、パートナーが協力しいやすい状態にもっていくことも重要です。
事前準備１：経歴の棚卸
まずは、履歴書と職務経歴書の作成しましょう。
ここで、もっとも時間がかかるのが、経歴の棚卸を行う時間ではないでしょうか。
でも、ここで時間をかけたからこそ、転職に生かせる経歴や希望条件が見えてくることもあります。
思いのほか時間がかかるかもしれませんが、大切な作業です。
履歴書を準備しよう
履歴書にはそう時間がかからないはず。事実をそのまま記入すればよいだけです。
手書きとExcelなどのテンプレートを使ったものがありますが、基本的にはどちらでも問題ありません。ひと昔前は、手書きの方が良いとされていたようですが、応募企業の評価が変わるということもないようです。
それぞれの人材紹介会社で用意されていることも多いので、登録予定の会社のサイトを確認してみましょう。
職務経歴書を作成しよう
40代の転職となると経歴の棚卸も思い出しながらの作業で、時間がかかるのは当然です。
もしも、昔のことで正確な職歴が思い出せないという場合、確認する方法があるのでご安心ください。
ハローワークの窓口で雇用保険の加入記録を調べることができます。もしくは、マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータルで加入記録を確認することもできます。
ここで気に留めておきたいのが、この時点では完璧を目指そうとせず、「できるかぎり」で大丈夫ということです。
自分の希望条件や転職活動の戦略を練るために職務経歴書の作成は、大変役に立ちます。先に作ってしまえば、紹介会社のプロフィール登録と共通のことが多いため、登録作業の効率も上がります。
ではなぜ「できるかぎり」でよいのか。
それは、面談後、紹介会社担当者が客観的な視点で確認をし、内容の修正や追加を言われることが多いからです。
そのため、「できるかぎり」で作ってみて、どうしたらより良くなるかを見てもらうのをおすすめします。
事前準備２：写真
事前準備１で履歴書の作成には時間はかからないはずとお伝えしましたが、実は、最も時間がかかるのはこの写真ではないでしょうか。
履歴書という形で必要になるのは先かもしれませんが、人材紹介会社経由で応募するとき、基本的に写真が必要になります。
紹介会社担当者との面談、プロフィール入力、職務経歴書の提出、写真データの提出。
これらがすべて完了したら、はじめて求人への応募・選考がスタートするのです。
上記の理由から履歴書で使用する写真は早めに必要になります。
写真撮影
証明写真をとるアプリも多く存在しますが、背景・ライティング・顔身体の向きを調整するのは思ったより難しいです。転職活動ではアプリの使用は避けた方が無難です。
写真屋さんでは、顔の角度や身体の傾きなどを指摘してくれます。写真屋さんで撮影するのがおすすめです。
忙しい日々、メイクや服装を考えると、カメラ屋さんに行く時間が取れないなんてことが起こりえます。
たいていのことはオンラインでもできる時代ですが、写真撮影は実際に足を運ぶことになるので、余裕をもって準備したいですね。
服装（スーツ・ジャケット）
服装も面接で着るイメージがあるので、後回しにしがちですが、写真撮影で着用するため早めの段階で必要になります。
基本的には、きちんとしたビジネスの場に相応しい服装であればOKです。
ジャケット着用で、キレイ目なボトムスで問題ないでしょう。
でも、あれこれ悩んでしまうようでしたら、黒のセットアップが無難です。
面接当日、服装が大丈夫か気になってしまうなんてことがないようにしたいですね。
事前準備３：希望条件のリストアップ
最後に、希望条件の整理です。
就職活動の軸、転職活動の軸のように「軸」という表現をすることがあります。
どういう条件で仕事を探すかということなのですが、「キャリアアップしたい」「ワークライフバランスを重視したい」など自分の軸を探っておきましょう。
仕事内容、給与などの条件面、就業環境、ワークライフバランス、福利厚生などを整理し、その中でも優先順位を付けたうえで面談にのぞむと、紹介会社の担当者とも共有がしやすいです。
面談で自分の軸を理解してもらうことは、紹介を受けるうえで大事なポイントになります。
事前準備の成功は転職成功の予感
40代の転職。とにかく時間を大事にしたい。
職務経歴書、写真、服装、転職活動の軸を事前に準備して臨めば、転職活動のスタートを早めることができます。
忙しくて、写真を撮りに行けないなんてこと、おおいにあるでしょう。でも、そのあなたの頑張りは伝わるはず。
40代の転職って、いろいろあります。簡単ではないかもしれない。年齢を心配するなら、最短で動きましょう。
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